生きづらさを解消する本おすすめ8選
生きづらさを解消する本のおすすめを紹介します。
①お母さん、私を自由にして!(高橋リエ)
「お母さん、私を自由にして!」は、毒母からの解放を求める女性たちに向けた自己啓発書です。
自分自身が毒母に育てられた高橋さんが、毒母の理不尽さの謎を解き、呪縛の解き方を教えています。
また、世の中には大きく6タイプの毒母がいるとして、それぞれの特徴についても解説されています。
距離感が分からず、恋愛が破綻しちゃう人
②臆病な僕でも勇者になれた七つの教え(旺季志ずか)
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」は、旺季志ずかさんによる小説です。
この小説は、自己啓発エンタメのジャンルを確立し、ベストセラーになりました。
臆病な主人公「キラ」が勇者になるための7つの教えが描かれています
キラは、山で様々な困難に直面しますが、とんびや出会った人々の助けを借りて、聖櫃を見つけ出すことができました。
聖櫃には、「勇気」「優しさ」「思いやり」「努力」「感謝」「信念」「愛」の七つの教えが書かれていました。キラは、この教えを守ることで、臆病な自分を克服し、勇者になることができました。
「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」は、臆病で自信のない人たちに勇気と希望を与えてくれる物語です。
自分を変えるための勇気が欲しい人
③あなた、何様?(ナリ)
「あなた、何様?」は、ナリさんによる心理学書です。
この本では、自分自身の価値観を見つける方法や、自分の人生を変えるための方法が紹介されています。
特に、悩みや不安に打ちひしがれている人に向けて、ナリ独自の視点で、生きるヒントを提示しています。
例えば「苦労の先に幸せがある」なんて嘘!とか「悩んでる? 不安でいっぱい? いやいや、そんなヒマなんてないかも。それより人生を楽しまなきゃ!」といった内容が書かれています。
「あなた、何様?」は、悩みや不安を抱えている人にとって、きっと元気の出る一冊です。
自分の生きづらさを笑いもありつつ、コミカルにえぐってほしい人
④大人になりきれない人の心理(加藤諦三)
加藤諦三の著書『大人になりきれない人の心理』は、なぜ人は大人になれないのか、その原因と解決策を探った本です。
加藤氏は、大人になれない人の多くは、幼い頃に愛情や承認を受けられなかった、または虐待を受けた経験があると言います。
その結果、彼らは自分の感情を抑圧し、他人に依存するようになります。
また、彼らは責任感や自立心が弱く、自分の人生をコントロールすることができません。
以下は、本書で紹介されている大人になりきれない人の特徴です。
- 責任感や自立心が弱い
- 他人に依存する
- 自分の感情を抑圧する
- 自分の人生をコントロールできない
- 幼い頃に愛情や承認を受けられなかった
- 幼い頃に虐待を受けた経験がある
この本では、これらの特徴を持つ人が大人になれない理由を、心理学的な観点から解説しています。
また、大人になるためのヒントも紹介されています。
毒親育ち、アダルトチルドレンに向き合う覚悟が出来た人
⑤やさしい人(加藤諦三)
「やさしい人」は、現代社会において、なぜ「やさしさ」が必要なのか、そして「やさしさ」とは何かを、加藤氏の独自の視点から考察した一冊です。
加藤氏は、現代社会は「せちがらく、殺伐とした世の中」であり、そのために「真のやさしさ」が求められていると指摘します。
真のやさしさとは「自分の欲望や利益を優先するのではなく、相手の立場に立って物事を考え、相手のことを思いやる心」です。
加藤氏は、真のやさしさは、目立たないけれどいちばん尊い生き方であり、心のあり方であると説きます。
また、自分自身を幸せにし、他人を幸せにする力があるとも語ります。
「やさしい人(加藤諦三)」は、現代社会に生きる私たちに、真のやさしさの意味を問いかける一冊です。
毒親育ちで自分の「やさしさ」に悩んでいる人
⑥「いい人」をやめた方が好かれる(加藤諦三)
「『いい人』をやめた方が好かれる」は、「いい人」であることが必ずしも良いことではなく、時には自分自身を守るために「いい人」であることをやめる必要があることを説明しています。
「いい人」と言われ続け、疲れた人
⑦嫌われる勇気
「嫌われる勇気」は、アドラー心理学をベースにした自己啓発書です。
自分自身を受け入れ、自分自身の価値観を持つことが大切だというメッセージが込められています。
私たちは常に他人からの評価を気にしてしまいがちですが、自分自身を変えることで、他人からの評価に左右されず、自分らしく生きられるようになります。
「嫌われる勇気」では、そのためのヒントを提供してくれます。
その名の通り「嫌われる」勇気をもって、自分の人生を変えていきたい人
⑧心がスッと軽くなる認知行動療法ノート 自分でできる27のプチレッスン(福井至/貝谷久宣)
「心がスッと軽くなる認知行動療法ノート」は、認知行動療法の基礎的な考え方や技術を学ぶことができます。
27のプチレッスンを通じて、ストレスや不安を解消する方法を学ぶことができます。
実際に自分に向き合い、行動ベースで生きづらさを改善していきたい人
生きづらさを解消する本の選び方
生きづらい原因にあわせた本を選ぶ
生きづらい原因は、人によってさまざまです。
本は、自分が「生きづらさを感じるのはなぜか?」を理解したうえで選ぶのが効果的です。
生きづらさの原因には、例えば以下が挙げられます。
- アダルトチルドレン
- HSP
- 幼少期のトラウマ
- 相手との境界線が薄い
- 白黒思考
- 罪悪感・恥・嫉妬などの感情
- 過大解釈・過小評価
参考:生きづらい人生になる7つの原因|なぜ苦しくてしんどいのか分からない人へ
とはいえ、生きづらい原因をハッキリと理解している人は少ないでしょう。
理由がわからず、漠然と生きづらさを感じている人もいます。また、複数の要因が絡み合っている可能性もあります。
原因がわからないときは「同じ境遇の作者の本を選ぶ」のがおすすめです。
同じ境遇の作者の本を選ぶ
生きづらさについて書いている本の作者は、自分自身が過去に生きづらい体験をしていることがほとんどです。
実体験を踏まえて、解消した経緯を書いています。
例えば「お母さん、私を自由にして!」を執筆した高橋リエさんは、ご本人が毒親の家庭で育った、重度のアダルトチルドレンでした。
毒母だった本人が書いた、世界初の書!
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(中略)
30代半ばの結婚、出産後、子育てにつまずき悩み、自身が重度のアダルトチャイルドだと気づく。
しかし、大人になってから心理療法を学び、今では解消にいたっています。
原因が同じなら、参考になる部分が多く、生きづらさ解消のための対処法も似てきます。
本を買う前に、あらすじや、立ち読みを見て「自分と同じだ!」と感じた本を選んでみると良いでしょう。
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